はじめの一歩をここから。

ひめかゆスキー場

 

奥州市西側に位置する胆沢地域。

夏は焼石岳の登山や胆沢ダム周辺のカヌー、キャンプなどでにぎわうアウトドアが人気のエリアです。

国道397号線を奥羽山脈へと向かい西へ進むと、「ひめかゆ」の看板が見えてきます。

 

胆沢ダムの少し手前を脇道に入ると、ほどなく「ひめかゆスキー場」の広いゲレンデが目にとびこんできます。

 

チケット売り場に入って、出迎えてくれたのがレンタルコーナーで働く菊地美智代さん。

ここで13年以上働く、レンタルの手続きだけではなく、ブーツと板、ビンディングの設定に関する資格を持ち、チェックや調整もしてくれる心強い存在です。

 

「レンタルで初めて来られる方にブーツや板を貸すのはもちろんですけど、持ち込みのお客さんがブーツと板を合わせたい場合も対応します」

「例えば、スキーの場合、危なくなって転んだときにはちゃんと外れるように、体重などに合わせてセッティングしないと危険なんです」

 

持ち込みのスキー板の調整をテキパキと行う菊地さん。

ただ、意外にも、ひめかゆスキー場で働きはじめてからスキーを始めたのだそう。

「ここで働くまでは、スキー場でスキーをするっていうことは考えられませんでした。もうまるっきりインドア派だったので。冬の間はコタツにこもって手仕事してる方が好きでしたね(笑)」

「ですが仕事中どうしても、ゲレンデに実際に見に行かなきゃいけない事があり、やらざるを得なくなって道具を借りて行ったのが最初です。今ではシーズン中は、休みの日も来て滑ってます」

 

どんなお客さんが多いのですか?

 

「ここはやっぱりファミリー向けなので、子供さんとか初心者の方が多いですよ。あとはご高齢の方でスキー場をご利用される方も多くて。一番の最高齢の方で、今年90歳のスキーヤーなんていう方もいらっしゃってます」

「日曜日はスクールもやってますので、お子様連れのお客さんとか、スクール目当てでいらっしゃるお客さんも多いですね。スクールを受けられるお客さんが間に合うように、こっちはセットして送り出してあげるみたいなこともしてます。」

 

第2リフト付近には、キッカーやジブがあるスノーパークもあり、若いスノーボーダーで賑わっています。

 

ゲレンデの滑りやすさだけでなく、アクセスの良さもこのスキー場の魅力と語る菊地さん。

「お客さんは奥州市の方が多いですが、ちょっと遠いところだと、宮城県の北部の登米市とか、気仙沼などの沿岸の方もいらっしゃいます。だいたい車移動で2時間圏内でしょうか。

「山道を通らなくていいし、国道からすぐで道路も綺麗に除雪してあるので、女性だけで来られる方も多いですよ。あとご高齢の方も、ここだったら自分で運転して来れるっていう人もいます。」

 

スキー場のすぐ近くには、『焼石岳温泉ひめかゆ』という温泉施設があるのも嬉しいポイント。

「こちらで滑ってもらって、帰りは隣のひめかゆ温泉で温まって帰ってもらうのがオススメです。足がパンパンになったのは、温泉に入ってもらえば、疲れも吹き飛ぶと思います」

 

今でも新しいタイプのビンディングやブーツを見るたびに調整の仕方を勉強するという、菊地さん。

最後に、ひめかゆスキー場での仕事の楽しさを教えてくれました。

「初めて来たお客さんで、やるの初めてなんですけど...って、不安そうに来る方もいるんですが、レンタルして戻ってこられたときに、楽しかった!って言ってもらえるのが一番嬉しいですね。こうして初めての方の最初の一歩を手助けできるっていうのは良いなって思って働いてます」

 

 

 

 

(取材:髙橋史江)

名称 ひめかゆスキー場
住所 岩手県奥州市胆沢若柳字天沢17番地
電話番号 0197-49-2106
営業時間 リフト運転時間 9:00〜16:00
定休日 営業期間 12月下旬〜2月末までの期間中は毎日営業
駐車場 有 約250台
予算目安 ●1日リフト券(高校生以上)¥2200 ●1日リフト券(小中学生)¥1200 ●手ぶらレンタル(高校生以上)¥4700 ●手ぶらレンタル(中学生まで)¥3700 など
お子さま対応 リフト料金各券、未就学児は無料 (ただし、保護者の同乗が必要です)
WEB http://www17.plala.or.jp/himekayu/index.html
Facebook https://www.facebook.com/pages/%E3%81%B2%E3%82%81%E3%81%8B%E3%82%86%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E5%A0%B4/340126532664531